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2020年3月13日 (金)

3723  パンデミック2

新型コロナウィルスについては、新たな知見が日々更新されている様です。その全てが正しいかどうかは別にして、最近のニュースで注目しているのは、このウィルスの感染力は、これまでのSARSやMERSなどよりは強そうだという報告です。理由は、ウィルスが細胞に取り付く際に使う受容体が、どうやら1種類ではなく複数ありそうだという情報です。つまり、ある人の受容体を使って細胞に取り付き発症させ、やがて完治したとします。その人には、ウィルスに対する「免疫」ができる訳ですが、その意味するところはそのウィルスの受容体を感知して体内の免疫系が攻撃を始めることなのです。しかし、ウィルス側に複数の受容体が存在する場合、新たにできた免疫系が新たな別の受容体の感知が出来ない結果、再度同じコロナウィルスに感染してしまう可能性があるのです。
つまり、新型のウィルスは免疫系から見ると、さながら複数のウィルスの複合体(ハイブリッド)である様に感ずる可能性が高いのです。これに関しては、頷ける事実も報告されています。つまり、一度陽性になって、その後回復して2度続けて陰性になった人が、その後再度陽性に戻ってしまったというケースです。勿論、「打率7割程度」といPCR検査の精度の問題もありますが、簡単な試算でも3回ほどPCRを繰り返せば、検知の確率は98%程度の向上しますので、この様な(再陽性)ケースは、体内の何処かに生き残っていたウィルスに再度感染した可能性が出てくるのです。
もし、この様なケースが稀ではなく、多数報告される様になるなら、私たちのこのウィルスとの戦いは、年単位の長期に亘る可能性が高まるでしょう。パンデミック状態も長く続くという事態に陥るかも知れません。それが終息するのは、多分ウィルス自身が「勝手に」弱毒化するか、複数の受容体という「矛」を収めて、普通のウィルスに戻るかどちらかでしょう。少なくとも、複数の受容体に免疫を作る様な、理想的なワクチンが開発される可能性は非常に低そうなのです。つまり、私たちがこのウィルスに対抗する手段を考えるなら、感染しても重症化しない様なより強力な「対症療法」を開発する事しかなさそうなのです。以上が、医学には全くの素人である投稿者の杞憂で終わることを祈ります。

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