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2020年4月 9日 (木)

3739  8割減

緊急事態宣言のキモは、人と人同士の接触を8割減らす事なのだとか。ウィルス禍が、人と人が群れて暮らすことによって増幅されるのであれば、都市生活そのものが、諸悪の根源だとも言えるのでしょう。便利であるが故に、人々は都市に群れて住む様になってきました。ある時期(高度成長期)からは、郊外の大規模団地や高いビルやタワマンや地下街をニョキニョキと建て、それを複雑な鉄道やアリの巣のごとき地下鉄や立体的な高速道路でつなぎ、郊外と都心間に信じられないくらいの人の流れを作り出したのでした。高速道路と新幹線網は、都市と地方間の人の流れも圧倒的に増やして来たのでした。
私たちは戦後の復興から今日まで一貫して、この国の首都や中核都市に、まさに「三密」と言われる典型的な光景を作り出したのでした。例えば、秋葉原や巣鴨や浅草やアメ横などで人とぶつからないで歩くのは困難でしょう。とりわけ朝夕の、密閉された満員電車の密集度合いや密な接触は、ウィルスの温床以外の何者でもないでしょう。3736で立てた感染力=「万有引力との相似仮説」が大体正しいとするなら、今回の特措法の目標である、人と人の接触を8割減らすには、人々の移動やゆくゆくは都市の人口密度を少なくとも現在の半分以下には下げる必要がありそうです。つまり、0.5x0.5=0.25ですから、半分より少し減らせば、引力≒感染力8割減である0.2に届くという計算です。
都市から田舎への人口の逆流は、しかし一気呵成には進まないでしょう。仕事と住居の問題を同時に解決しなければならないからです。新卒で田舎から都会に移り住む場合には比較的容易でしょう。職は事前に決まっているでしょうし、単身者が住む場所を見つけるのも比較的楽でしょう。しかし、今都会に住んでいる人が田舎に移り住むのは大変です。その中で、年金暮らしの高齢者であればまだ何とかなりそうです。田舎の空き家を安く斡旋する様な仕組みさえあれば、田舎なら年金だけで暮らすことも可能でしょう。結局、今都会暮らしをしている人たちの田舎との「地縁」がまだつながっているうちにこそ、田舎へのUターンがし易いのだと見ています。勿論、地縁が無くとも田舎側に受け入れ態勢があるのならIターンでもOKでしょう。ウィルス災害でも地震や風水害などの自然災害でも、都会にはそれに耐えて受け入れられるシェルターなど絶対構築できないのです。

 

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