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2020年4月14日 (火)

3741  弱い者イジメ

災害というものは何時も社会の弱者を炙り出すものの様です。社会の構成員には、持ち家があり貯蓄もそれなりに持ちながら、安定的な職業で収入を得て暮らしている人も少なからず居ます。でもその一方で殆ど蓄えも無く、家賃を払いながら、日々の暮らしに汲々としている人たちも多い事でしょう。その最下層には、日雇いのアルバイトをしながらネットカフェなどで寝泊まりしている人たちも少なからず居る様です。水害や地震では、主に住居が破壊されて住む場所が無くなった人たちが災害難民として避難所や仮設住宅を求めますが、一方で今回のコロナ災害の様な感染症による災害では、先ずは蓄えが無く、日々の収入(日銭)を暮らしを立てている小規模サービス業やその従業員が狙い撃ちにされている状況です。これらのサービス業は、日々の稼ぎを仕入れや家賃や労務費に回して成り立っていますから、「サービスを受ける行為の自粛」が一番応える事になります。
一方で、コロナ災害は体力(=免疫力)の弱い、基礎疾患を持つ人々や高齢者を狙い撃ちにして、悲しい事に彼らの内の少なくない人たちを死に至らしめたりもします。元々体力(免疫力)が弱っている人たちに、病原菌やウィルスが取り付くと、あっという間に重症化してしまうのです。即ち、彼らが身体的な災害弱者という訳です。免疫力は、体力の余裕の中でこそ有効に働きますが、その余裕がない場合感染・発病のしきい値は非常に低くなるのでしょう。
結局、経済的に弱い人達は経済的に、体力的に弱い人達には症状を以って苦しめるのが感染症災害だと言えそうです。彼のB国では、社会的人種に絡む弱者(黒人層やヒスパニック層など)がコロナ災害での選択的犠牲者になっている様ですから、事態はさらに深刻です。欧米でもかなりの国々で亡くなってしまう人数が、千人単位で日々増え続けるニュースを目にするにつけ、それらの国々の弱い部分が露呈されている様に見えます。つまり、社会的弱者は元々経済的にも体力的にも脆弱な状態に置かれていた筈で、コロナ災害も含め種々の災害とは、それらを白日の下に晒すものだとも言える様です。

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