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2020年4月13日 (月)

3740  病因(院?)

病院とは、自らの免疫力や治癒力で病気を克服できなかった人たちが駆け込む場所と言えます。かつては、人々は自宅で病気と闘い、医師は往診で対応してはずです。しかし、人々が都市に集中して住む様になって以降は、病人は病院へ駆け込み、必要によって入院をする様に変わってきたのでした。確かに、医者一人が診れる患者の数は画期的に増加し、その意味で「医療効率」も格段に上がったのでしょう。
しかし、外科的な患者はさておき、いわゆる感染症患者が病院に駆け込むことによって、病院は院内感染の温床となり得る時代にも入ったと言えるでしょう。インフルエンザや風疹などのウイルス性の疾患は勿論、接触や飛沫感染によって感染する病気の数は数えきれないと思います。いまや病院=病因の時代になってしまったと言えるかも知れません。少し前の話題ですが、病院内で薬剤への耐性を獲得した細菌=多剤耐性細菌(MRSA等)が問題になったことがありましたが、今のところ感染が目立たなくなっただけで、必ずしもそれが解決された訳でもないでしょう。
病気を克服する根本は、東洋医学の基本ともなっている陰陽や経絡・経穴の刺激などの体のバランスを復元させるアプローチだと思うのです。体の(健康の)バランスが取れてさえいれば、細菌やウィルスなどによってそれが僅かに崩されても、元通りのバランスを取り戻せる筈なのです。それを免疫力などとも呼びますが、病気は免疫力で治すしかないのです。西洋医学で用いる薬剤は基本的には対症療法に過ぎないでしょう。
人類は、有史以降度々重大な感染症の嵐に襲われてきたはずです。とりわけ、人々が都市に群れて暮らすようになって以降は、A・カミュの「ペスト」などでも描かれている様に、人口の何割もの人々が亡くなる様な感染症の嵐が何度も吹き荒れたのでした。近年でも、「何とか風邪」と呼ばれたいわゆるインフルエンザやSARSやMERSなどのウィルス性感冒の流行が記憶に新しいところです。しかし、基本的にはやはり最後は、それぞれの社会や国が「集団免疫」を獲得するまで、一つの感染症が終息する事はないのですから、今回のコロナショックも行き着く所まで行くしかなさそうなのです。何は無くとも、日頃から免疫力に資する食生活や運動などの生活習慣を培っておきたいものです。

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