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2020年4月15日 (水)

3742 社会的生き物

ヒトは、サルやアリやハチと同じ?様に社会的な生き物の代表です。つまり、単独では多分生きていけない生き物だと思うのです。確かに孤島に流れ着いた漂流者?や奥山に住む仙人の様に、孤独に耐え、あるいは孤独を愛する人も少数は存在するのでしょうが、何らかの理由で完全に社会との関係が切れてしまった人は、多分正気では居られなくなると想像しています。社会的生物というものは、モノの授受は勿論ですが、とりわけ情報交換や相互コミュニケーションが重要な行動ファクターになると見ています。サルは、毛づくろいなどのボディタッチや鳴き声、顔の表情などで、アリはニオイと触角でボディタッチ、ハチはハチダンスなどでコミュニケーションを図っているのでしょう。
生き物としての人は「ヒト」とカタカナで表記しますが、社会的存在としての人は「人間(人と人との間)」と表記する様に、人は結構密に暮らすのが好きな様です。それが究極まで進んだのが、都市での暮らしだと言えます。田舎の町では、人々は基本は一戸建ての家に住んでいますが、土地に制約の多い都会では、多くの人々が集合住宅に住まざるを得ません。コロナ災害後は、再度「ソーシャルディスタンス(社会的距離)」が注目されていますが、感染症防止という文脈では、都会でのソーシャルディスタンスは狭すぎると言えそうです。ラッシュ時の満員電車では究極の「密着」状態でしょうし、混んだ喫茶店や外食店の中ではもし感染した人が混じっていれば、病原菌やウィルスが飛び交っている事でしょう。
そこに、病原菌やウィルス達は目を付けてきたのでしょう。つまり、群れを作る野生の渡り鳥、多頭飼いされる豚などの家畜、同じく群れを作るシカやイノシシなどの動物間を渡り歩き、その間に変容を繰り返し、太古の時代からウィルスという「生物と無生物の中間の存在」として遺伝子を温存してきたのでしょう。ヒトが互いの接触を好む社会的生き物であり続ける限り、ウィルスも変容を繰り返しながら、新たな「新型ウィルス」として我々の前に多分10年ごとに現れるのでしょう。群れるのは人間の性だとすれば、これは防ぎようがありません。

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