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2020年5月27日 (水)

3766  アフターコロナ

何か大きな災害や事故・事件が一応おさまりつつある時期を指して「アフター○○」と呼んだりします。例えば、先の大震災・津波災害の後には「アフター311」などと呼ばれました。さてアフターコロナです。勿論、今回のコロナ禍は爆発的な感染拡大期こそ一段落したとはいえ、これから第2波や3波が来るのでしょうから、むしろコロナとの長期戦が始まったばかりというしかなさそうです。長期戦と書きましたが、新型にせよ旧型にせよ私たちは、ウィルスをせん滅する事とはでいません。私たちには、コロナと共存し、それに慣れていくしか道しか無いのです。かつて猛威を奮ったウィルス達、例えばSARSやMERSも今は、宿主となっている動物達の中に潜伏し、今のワクチンが効かなくなる様な「変異」の準備をしている事でしょう。
私たちが、過去のウィルス病や感染症の経験に学ぶべきなのは、取りあえずは肺炎の重症化のメカニズムを解明し、有効な対症薬を確保しておくことと、ワクチン開発の短縮化のノウハウを蓄えておくことぐらいし無さそうなのです。今のワクチン開発の主流は、生ワクチンや弱毒化ワクチンではなく、無害なウィルスの殻に新型ウィルスのRNAの一部を入れたものだそうですが、その手順を確立しておくという事です。
さて、医学の話はさておき、私たち市民にできるアフターコロナです。それはアフターコロナ後の暮らし方の修正でしょうか。3765では、そのKWを「ゆとり」であるとしましたが、もう一つ書くとすれば、それは「集中から分散へ」だと見ています。つまり、新幹線で結ばれた太平洋沿岸の「トランクベルト」への人口・産業・文化などの集積は、いかなるウィルスとの共存でも不利に働くでしょうし、大震災や津波や豪雨災害にも脆弱性を抱えたままになるからです。それこそリモートワークが可能な産業こそ、地方に出ていくべきでしょうし、モノ造り産業にしても、地方には空き地のままの工業団地も多い事ですから、自動化・少人化をさらに進めた最新式の工場に脱皮するチャンスと捉えるべきでしょう。ここで重要点は、大規模な工場を作るのではなく、分散したいくつかの中小規模工場のグループとすることです。それによって災害にも強くなり、BCPの可能性も高まる先ずなのです。

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