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2020年6月 3日 (水)

3770  変幻自在

3769の「勝手な仮説」をいきなり翻す訳ではありませんが、感染症の専門家によると、B漢で見つかった新型のコロナウィルスは、世界中に感染が広がる過程で、遺伝子(RNA)レベルで観察した場合、既に数えきれない程の変異を繰り返しているとのこと。しかし、やや安堵できる点は、一般的に言えばウィルスの変異は、通常は弱毒化する方向になるのだとか。というのも、強毒性の「株」は感染した宿主自体が亡くなってしまうため、そこで感染は一旦途切れることになるとのことでした。
一方、逆に弱毒化した「株」は、宿主が比較的元気に動き回ってしまうので、感染を広げる可能性が高まるというのです。その意味では、今この国で猛威を奮っている「株」が強毒性のものか、あるいはどこかの国経由で入って来た弱毒性のものなのかは、非常に興味深い点ですが、残念ながらこの分野の研究には、今後の感染や発症・重症化或いは死亡例と言った多くのデータの積み上げが必要とのことで、結構時間が掛かりそうです。
つまり、この国の比較的被害の少ないと見られる現状は、国民レベルでこの種のウィルスへの集団免疫のレベルが高いせいなのか、あるいはクルーズ船から、又は海外からの入国者経由で入って来て国内に広がった「株」が幸運にも比較的弱毒化されていたのかは、今後のデータの蓄積とその解析に待たなければならない様で、いずれにしても素人が立てた仮説程度で説明できるほど安直ではなく、今のところ専門家でも解析し切れていない「難敵」ではある様です。

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