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2020年6月 2日 (火)

3769  集団免疫力

今回のコロナ禍に関して、感じていることがありますので、一応仮説として記しておきます。日々のニュースを見ていると、どうやら日本は「特別な国」の様な気がします。つまり、感染率=発症率の低さと死亡率の極端な低さです。この国は、高齢化社会なのですから、高齢者に限って言えば、もっと感染率や死亡率が高くても不思議は無さそうです。
しかし、現実はそうなってはいません。これは、どうやら日本人が、今度の新型ウィルスに「免疫の様なもの」を持っているとしか思えないのです。背景はあります。日本では、今や田舎の観光地でさえ、バスを連ねたツアーや単独のグループでの外国人(取り分けC国人の)観光客が目に付くようになっていました。明治神宮や大阪城などを散歩した際には、間違いなく半分以上がアジア系の観光客で占められていた様に感じたものです。
つまり、この国ではウィルスの故郷?であるアジア(取り分けC国の内陸部)からの観光客と日常的に接する機会が多かったと想定できるのです。新型のコロナウィルスは確かに、強力で感染力も強いのですが、そうではない並みのウィルスなら、症状を出さないままのキャリアが、町中何処でも「接触」出来ていたことでしょう。つまり、並みのウィルスに対する並みの(或いはやや性能の良い)免疫力は、日本人なら誰でも持ち合わせていても不思議はないと思うのです。これが、ここで仮説として述べている「社会背景としての集団免疫力」なのです。その意味で、他人よりやや優れた免疫力を持っている人たちは、たとえ感染しても普通の風邪の様に免疫力で症状を抑え込めたでしょうし、陰性の人たちにウィルスを拡散させることも少なかったのでしょう。
感染経路が不明とされた多くの人たちは、街中でこの様な「無症状陽性者」からウィルスを貰ったと考えるのが妥当でしょう。これに関連して、ACE2という血圧上昇に関与しているいる因子の存在が、今回の新型コロナウィルスへの感染、重症化に関係しているとの説があり、この因子の増減が社会背景としての集団免疫力に関係しているか、あるいは遺伝的な要素なのか、今後の報告を待つことにします。

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