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2020年6月 8日 (月)

3771  コロナと環境

投稿者は、長い間技術屋として働いてきましたが、ある時期以降「環境人間」に脱皮しました。環境人間とは、色々な事象を「環境の持続可能性」に結びつけて考えてしまう「性癖」を持った人間だとも言えるでしょう。ここでは、今が盛りのコロナ禍を、環境の視点から考えてみることにします。
さて、コロナ禍で最大の問題点は、人間の活動、とりわけ経済活動がロックダウンや自粛で制限を受け、景気が酷く停滞・悪化する事でしょうか。かといって、経済活動を優先して規制を緩めれば、B国や南米のBラジルの様に、感染者や死亡者を「量産」することになってしまうでしょう。経済活動と言えば、環境負荷との関連で議論されることも多いのですが、そうであれば環境悪化に伴う種々の害悪と感染症による人的被害は類似であると言えるかも知れません。つまり、人々が密に接して活発な経済活動をすればするほど、また環境負荷に目をつぶって、経済活動を活発にするほど、人々の間の感染症のリスクは高まり、環境問題酷くなるのです。
であるならば、コロナ禍への対応と、環境悪化を食い止める対策は重なるところが大だとも言えそうです。つまり、経済活動レベルをある程度下げることによって、両方の問題点を軽減できるとも言えるのです。人々は、混みあった都会を離れて過疎に悩む田舎に移り住み、地産地消を拡大して他地域や国外との交易量を減らし、ゆとりをもって暮らす様にします。エネルギー的にも、化石燃料への依存割合を減らし、再生可能エネルギーの割合を格段に増やす訳です。
もう少し具体的にライフスタイルを説明するなら、つまりは不要不急の活動や資源消費やエネルギー使用量をカットするという事に他なりません。その上で、減らした資源やエネルギーを再生可能なものに置き換えていく不断の努力を忘れない事でしょう。勿論、人々に息抜きや楽しみも必要ですから、旅行やレジャーを否定するつもりはありませんが、環境負荷の高い楽しみは、数年に1回に抑え、日常的な楽しみは、サイクリングやピクニックや自然観察など、殆ど自然への負荷が掛からないものをぜひ選択すべきでしょう。例えば、植物や昆虫や野鳥などの観察は、実に奥が深く飽きることはありません。それを、例えばデジタルカメラで撮影するなどは、非常に環境に優しい趣味だと言えるでしょう。コロナ禍は、私たちの生活スタイルを見直して環境負荷を下げる、まさに千載一遇のチャンスでもあるのです。

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