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2020年7月14日 (火)

3788 コロナ下の価値観2

コロナ下で価値観が変化したものを改めて考えてみると、2787で言及したもの以外に、都市と言う存在への見直しがあった様に思います。都市に住むことのメリットとしては、例えば、容易な職探し、教育機会の豊富さ、文化的な華やかさの享受、中央省庁や本社の集中による豊富な情報量、多彩な食や旬の製品や服飾が容易に入手できるなどなどが思い浮かびますが、しかしそのメリットの陰に隠れてしまっては居たものの、他方で様々なデメリットもあった筈です。
デメリットとしては、密で住むことによって、狭くてコストの嵩む住居費があるでしょう。かといって、郊外に住むと、密集の代表である通勤地獄が待っています。便利で何でも手に入る一方で生活コストは、取り分け食費などは割高になって居たはずです。かなりの数の人たちが、コロナ下で否応なしのリモートワークを余儀なくされ、結果的には「それなりの快適さ」も感じられたとも想像しています。取り分け、通勤に要する時間や体力の浪費が無い事は。最大のメリットだったでしょう。ではリモートワークのままで、地方に移住すると言う選択肢はどうかと問われれば、かなりの割合の人が、近い将来の選択肢として頭の中の可能性が大きくなった筈なのです。普通に考えれば、田舎でのリモートワークの方が断然QOLが高いのは自明でしょう。
問題は、これから職を求めようと考えている若者がどう行動するかでしょう。コロナ騒ぎが一段落して、新しい日常が、古い日常に逆戻りしてしまった場合には、喉元の熱さを忘れて、またぞろ人々が都市に群れて暮らすことを選択してしまうのでしょうか。コロナ(COVID-19)と言う伝染性の災害をただただやり過ごすことを考えるのではなく、一つのチャンスとして、私たちの(20世紀型の)価値観や生活スタイルを見直すための、絶好の転換点と考えたいものです。

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