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2020年7月19日 (日)

3792 COVID-19の致死率

3791で新型コロナの弱毒化について書きましたが、しかし発表されるデータを冷静に眺めてみると、この国の国内における陽性者数の致死率は、他国、例えばBラジルなどと比べても、有意な差は無いように見えます。いずれも4%を挟む数値で、1ポイントも違わないのです。勿論、彼の国は若者社会であり、この国は超高齢化社会であることを考えれば、少し前のニュースを賑わした、病院や高齢者施設でのクラスター感染も多くあり、両国に致死率にそれほどの差が無い事も頷けます。それでもなお、Bラジルではスラム地域での感染が主体であり、その地域では多分貧弱な医療体制であることを考え併せれば、彼の国の致死率は、(想定より)かなり低いとも言えそうなのです。
想定より低いという事は、彼の国の爆発的な感染の中で、COVID-19が確実に弱毒化しているとの証左とも考えられますが、逆に言えばこの国の致死率が、先進国としてはかなり高めであるとの見方もできる訳です。それも、これも受け身と言うしかない行政の対応姿勢によるところが大なのですが、つまりは患者受け入れ側の対応が出来ないとの理由だけで、PCR検査数を抑制した、初期対応の拙さに象徴されるでしょう。つまり、PCR検査の入り口で数を絞れば、見かけの感染者数は少なめに出る筈で、いわば時間稼ぎ作戦であった訳です。これが、誰の知恵であったかどうかは今となってはどうでも良いと言うしかありませんが、「臭いものには蓋をする」と言うこの国の行政マンの考えそうなシナリオではあります。
さて、そうではあっても最近は、COVID-19による死亡者数のカウントの増え方が、めっきり遅くなっています。これは、感染者の中心が若者になったこともありますが、やはりウィルスの弱毒化が大きく関係しているのは間違いなさそうです。それにしても、某有名コメディアンのCOVID-19死などが報道されていた時期にあれほど注目され、待望された既存薬の治療効果に関してのニュースがめっきり減ったのは、新型コロナによる「熱さ」が喉元を過ぎつつあるからなのでしょうか。いずれにしても、COVID-19による致死率が下がったのは良い傾向である事は間違いありません。

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