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2020年7月 5日 (日)

3780 レジ袋考

山旅から自宅に戻り投稿再開です。さて、今回の山旅の途中、山の行動食や非常食を仕入れるコンビニでも7月1日から突然レジ袋が有料になりました。勿論、環境カウンセラーとして、ごみを入れたまま、駐車場の端にポイと捨てられたレジ袋や道路で風に舞っているレジ袋を見るにつけ、腹立たしく思ってはいました。自分も、確かに食料や着替えをザックに入れる際に、レジ袋を便利に使っていますし、小さいものはごみ入れに使って、申し訳ないのですがコンビニで食料を仕入れる際にごみ箱に入れさせて貰っていました。
このレジ袋が、1枚数円の有価となったわけで、それとなく見ていると何人かのトラックドライバーが少量のお菓子や飲み物などを買った際に、レジ袋を断る姿を目にしました。投稿者自身も手の平に載る程度の少量の買い物では、以前からレジ袋は断ってはいました。問題は、今回の「容リ法改正」があまりにも「ささやか過ぎる」と言う点だと思うのです。プラスチック全般の生産量は、世界中で年間4億トンとも言われ、その打ちの3億トンがごみとして処分されます。1/4の1億トン程度は、確かにリサイクルされてはいるのですが、PETの様なマテリアルリサイクルの優等生はごく一部で、殆どは燃やされる「サーマルリサイクル」なのです。ごみとなるプラスチックの殆どは、その中身と言えば包装ごみであることは容易に想像できます。その容器をできるだけリサイクルしようと言うのが「容リ法」の趣旨なのですが、これはあまりにも後ろ向きな法律だと言うしかありません。
作るならばそれは「容器減量法」でなくてはならないでしょう。プラスチックごみの1%にも遠く届かない量のレジ袋(ある試算では、この国では石油換算にして40万トン程度の消費量の様です)を禁止するのではなく、単に有料化しただけで、投機ごみや海洋プラスチックごみがどれほど減らせるというのでしょう。単なる環境行政のジェスチャー(素振り)としか見えないのです。3Rの順番の最初は、Reduce(減量)であると定めたのは、お役所自身である事を忘れてはならないでしょう。行政は、先ずメーカーに対し、容器に使われるプラスチックを先ずは半分にする努力義務を負わせなければならないでしょう。飲み物は、欧州の一部の国の様に、PETを逆に分厚くして、20回程度再使用する様な法律にすべきでしょう。勿論、容器を返却すれば10円程度のデポ料が返金される様にすべきでしょう。数円のレジ袋を買う人は多いのでしょうが、10円を道端に捨てる人は居ないでしょう。何なら、デポ料を100円くらいにすればポイ捨ては完全ゼロにできるでしょう。名指しをするなら、K境省もK境大臣も、環境悪化の防止にあまりにも消極的過ぎると言うしかありません。レジ袋=プラスチックは環境に放置されると生き物にとっては完全に有害な物質です。環境行政には、環境中では短期間で完全に分解される材料のレジ袋を法制化するか、あるいはレジ袋を例外なく完全に禁止する法制とするくらいの指導力を発揮して貰いたいものです。

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