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2020年8月 6日 (木)

3803  分類学⇒環境学?

分けると分かるとはよく言われる表現です。土手の草花も、単に雑草や野草と括ってしまうと、何の変哲もない草むらになってしまいますが、ムラサキツメクサやブタナやフランスギクなとと特定が出来れば、草むらにも興味が湧いてきて、観察する楽しみが出来ます。虫なども同じで、単に虫と呼んでしまうと何も見えてきませんが、同じ蝶でも、モンシロチョウなのかヤマトシジミであるのか、あるいはキアゲハであるのかあるいはジャコウアゲハであるのかが特定できれば、彼がどの花や植物が好きなのか、その植物が見られればそれを好む蝶も見つかるなど、散歩の楽しみが増えるのです。
植物学とか昆虫学とか、とかく学問の世界は細かく縦割りに専門化する傾向にありますが、そうではなくて、植物と昆虫との相性とか、植物と土壌や気候との関係を解き明かすなど、いわゆる学際的なアプローチこそより重要で、より奥が深いと思うのは投稿者だけではないでしょう。単に、生物や鉱物や気候や、環境を分ける(分類)するのではなく、相互の「関連」に考えを巡らす事こそより難しく、楽しみも多い筈なのです。
その意味で、それを取りあえず「環境学」と呼ぼうと言うのが、ここでの投稿者の提案なのです。環境とは、あるものを取り囲む周囲の状態全てを指すと考えれば、ある植物やそれに依存する昆虫が、その場所に存在するのは、そこにある条件を備えた環境があったからこそだとも言えるでしょう。逆に言えば、特定の条件さえ満足できる環境を揃えてやれば、やがてその環境を必要としている特定の植物や昆虫や動物がそこに出現する筈なのです。生き物は環境に依存し、環境は生き物を育む「条件」に他ならないからです。つまりここで定義した環境学こそ、ほぼ全ての学問を統合する究極の学問であると言いたいのです。投稿者は、50歳を超えてから、技術屋から環境屋への脱皮を決意し、不十分かも知れませんが独学と放送大学で環境学も勉強してきました。その学びを通じて、環境学こそ総合学であるとの確信をますます強めたのでした。

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