« 3799 堤防の高さ基準で | トップページ | 3801 ダム問題 »

2020年8月 1日 (土)

3800 ジャコウアゲハ(温暖化指標生物)

毎日の散歩コースには、川沿いの堤防道路が含まれますが、その堤防道路に入った辺りで、ジャコウアゲハが飛んでいます。最初は、単に色が黒いのクロアゲハと思っていましたが、写真に撮ってネットで調べる黒いアゲハ蝶にも数種類あって、見かけたのはジャコウアゲハであることが判明しました。もう少し調べると、このアゲハの繁殖の北限は、どうやら秋田県であるとのこと。太平洋側で見ると、今年宮城県の登米市の北上川畔で10年ぶりに確認されたのがニュースになっていたので、夏場の秋田は緯度で見れが比較的暖かい地域になる様です。
去年は、別の散歩コースを歩いていたので、このジャコウアゲハには気が付かなかったのですが、もしかすると登米市と同様10年ぶりの北上だったのかも知れません。このチョウは、自分の身を守るために、幼虫が毒草である「ウマノスズクサ」を食べて体内に毒を蓄えるのだとか。きっと、見かけた堤防の近くにこの植物が生えていたのでしょう。ネットの記事によると、毒を持つこのチョウの幼虫や成虫を捕食した動物や鳥などは、激しい嘔吐に襲われるのだとか。
調べていて、北限でこのチョウを実際に見かけたり、見かけたというニュースが流れるという事は、もしかすると温暖化が急激に進んでいる証左なのかも知れないと思いました。実際、冬眠しないニホンジカは既に白神山地に入ったと言うニュースが最近流れましたし、同様に冬眠しないイノシシの北上も進んでいる様なのです。秋田県では数年前からイノシシの目撃情報がボチボチ出ている様で、北上の最前線になっている様です。確かに、昨シーズンは海岸に近い投稿者の住む地域では、積雪が極端に少なく、住宅の周りの除雪も殆ど不要でした。確かに、冬眠しない動物にとっては、積雪が数十センチもあれば、食物にありつけず越冬は出来ませんが、それより積雪が少ないと、土を掘って、植物の根などを見つける事は可能でしょう。ニホンジカは、樹皮をエサとしているので、かなりの積雪があってもあまり障害にはならないでしょう。あとの棲息条件はと言えば気温でしょう。たとえ冬場に零下になったとしても一桁であれば、多分越冬は出来ると想像しています。
ジャコウアゲハから、イノシシやシカの話になりましたが、この様な温暖化指標生物(植物、昆虫、動物)に、今後とも注目していきたいとは思います。

|

« 3799 堤防の高さ基準で | トップページ | 3801 ダム問題 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 3799 堤防の高さ基準で | トップページ | 3801 ダム問題 »