« 3815 コロナ後の社会3 | トップページ | 3817 国体論を読んで »

2020年8月24日 (月)

3816 航空便の数

コロナ禍から学ぶことはいくつかありそうですが、私たちは国際間の人の移動に関しても考えざるを得ませんでした。コロナ前までは、この国のリーダーは、景気の浮揚を優先するあまり、インバウンドの観光客をドンドン増やす政策に率先して激しく旗を振り続けていました。昨年は3千万人を超えたことを、さも自分の手柄でもあるかの様に喧伝していたのでした。勿論、良識ある人々は、人々の交流は同時に病気や違法なドラッグや各種の密輸などの好ましくないものも入ってくることを懸念していたことでしょう。そして懸念は現実のものとなった訳です。
その意味で、私たちは海を渡ることに関しては、もう少し慎重であるべきだと思うのです。税関や検疫と言った水際の活動は、3千万人もの人々の洪水には十分には対処できないでしょう。殆ど素通りのチェックで済ますしかないのです。若い頃の海外出張での記憶ですが、入管や検疫では結構しっかりチェックを受けた様な気がしますが、数年前の渡航では、殆どノーチェックだった様な気がします。何度も書きますが、航空需要の底堅い部分は、現在の半分ほどだと考えられます。残りの半分は、格安航空チケット狙いの「物見遊山」需要だと考えられるのです。もし、航空チケットが正規料金だけになったと仮定するなら、海を渡る人の数は見事に半分ほどに減ると思うのです。つまり、現在の航空便の数は明らかに「バブル」だと言っても良いでしょう。海外旅行は、行きたいときに行くのではなく、日頃からお金を貯めておき、意を決して出かけるものだと思うのです。繰り返しますが、国際便の便数は、ピーク時(昨年)の半分が妥当だと言っておきます。
国内旅行に関しては、新幹線での移動に限定しても全く問題ないはずです。ローカルの飛行場から市の中心部に出るのにバスで1時間も掛けるくらいであれば、新幹線で中心にある駅に直接乗り入れる方が便利に決まっているでしょう。それにも関わらず、各県に最低1ヵ所、場合によっては2か所もあるという事実は、明らかに航空行政のミスガイドでしょう。日に1-2便しか飛ばないローカル空港の存在意義など極めて薄いでしょう。コロナ後、航空旅客が5割程度に回復した時点で判断して、もし採算ラインを大きく割っている路線は、早晩淘汰されるべき不採算空港であり路線だと断定しても良いでしょう。

|

« 3815 コロナ後の社会3 | トップページ | 3817 国体論を読んで »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 3815 コロナ後の社会3 | トップページ | 3817 国体論を読んで »