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2020年9月11日 (金)

3832 コロナ後の社会2

新型コロナウィルスが弱毒化してしまったのかについては、素人には判断できませんが、事実として重症化する人や亡くなる人の数が現状の程度であれば、最早「普通のインフル」と同程度ではないかと考えこんでしまいます。確かに、コロナ騒ぎの初期は、重症化した人や亡くなった人の、真っ白になった肺の写真がニュースに流れ、私たちの恐怖心を煽ったものでしたが、最近はそんな映像も殆ど流れなくなりました。一般に行政は、一度振り上げた鉈を急に取り下げてしまう事は出来にくい組織であるため、今の時期になってもなお、毎日のニュースのトップはコロナ色で染まり続けている様です。
つまり、なんとか委員会やかんとか評価委員会などは、一度作られると定期的な会合を開き、それなりの報告書なり議事録をまとめる訳です。行政組織は、それを恭しく受け取り、何らかの行動を起こすことになります。これらの委員会は、事態が完全に終息するまでは閉じられませんので、何時までもニュースネタになり続けるのです。そろそろ、コロナ禍から日常に戻す事を考えるべき時期でしょう。
さてコロナ後の社会です。コロナが、ここまで派手に世の中を乱すのであれば、それを逆手に取って世直しのきっかけにしたいものです。つまり、これまでの社会の流れの中で、底に沈殿してしまったオリ(諸課題)を、全体をかき混ぜる事によって浮き上がらせ、もう一度露わにする必要があると思うのです。例えば、K泉構造改革なるもので、一気に増えた非正規労働ですが、結果としては、所得格差に社会の底に沈んでいまいそうな層を増やしてしまったのは否めないでしょう。何は無くとももう一度「同一労働、同一賃金」の原則を、私たちの目の前にドンと引き出すべきでしょう。
その結果、例えば製造業や一次産業からサービス業への一方的な労働人口の流れにも歯止めが掛かると思うのです。ITやロボットだけで、日本のモノ造りを支える事が出来ないのは明らかでしょう。いわゆる、伝統工芸と言った熟練の技や、手加減などと言うものは、デジタルで割り切るITやロボットには真似が出来ない世界なのですが、それでもこの国はデジタル化に突き進もうと藻掻いているのです。
そうではなくて、これからの労働者には、働くことによって「生き甲斐、働き甲斐」を感ずることができるものにしていく必要があると思うのです。理想的には、単にお金のために働くのではなく、働くことによって誰かの役に立ち、働く方も、便益を受ける方も、双方がある種の「幸せ」を感ずることができ、結果としてお金にもつながる様な仕組みを目指すのです。何でもお金に価値転換するのではなく、現物(物々交換)や労役による代価の支払い、地域通貨などによる価値転換も有効な手段となり得るでしょう。お金による決済は、1円単位のデジタル換算になりますが、物々交換や地域通貨は、双方が納得さえすれば、アバウトで緩い決済でも何も問題は生じないでしょう。さらに続きます。

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