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2020年9月23日 (水)

3837 正しい目的

正しいニーズとは、結局正しい目的を持ったものと言い換えることができます。目的を誤ると、間違った手段を選択してしまい、最終的には間違ったゴールにたどり着いてしまいます。例えば、ある集団の人たちは、お金を貯めることを目的に選んでしまい、投機的な利殖など手段を選ばずにひたすらお金を増やすことに熱中してしまいます。
しかし、何度も書いてきましたが、お金とは価値交換の手段に過ぎず、それを多く集めたからといって、それで人生の目的の一つでもある「幸福」が買える訳ではありません。それどころか、お金持ちの多くは、財産を守ろうとするあまり、人間不信に陥ったり、家族との確執を抱えたりすることも多いのです。これは、取りも直さず目的と手段を取り違えた結果の悲劇と言うしかないでしょう。この取り違いは、実は世の中で広く目撃する悲劇でもあります。取り分け、政治の世界では、世の中を良くするという究極の目的を忘れ去り、票を集めて議員と言う身分を維持するためだけに汲々としている政治屋がゴロゴロと目に付きます。
最近のトピックスでは、新型コロナウィルスを封じ込めると言う目的のために、兎に角PCR検査と言う手段を最大限使って、陽性者を炙り出すべきだ、と言う暴論が横行したりもしました。この目的には、新型ウィルスによる症状(COVID-19)を可能な限り軽減できる薬の開発や既存薬の探索が理想でしょう。それが可能になれば、COVID-19も只のコロナ風邪にしてしまう事ができるからです。ワクチンが完成すれば、新型コロナウィルスはすぐにでも終息させることができるなどと考えるのは、全くの幻想(考え違い)であることは、過去のウィルス開発の歴史を少し振り返るだけで、明らかでしょう。
一見、患者数の推移グラフで流行が終息した様に見えるのは、コロナ風邪としてのCOVID-19を、通常の風邪対策(マスクや消毒や3密の回避)を真面目に行った結果であり、加えてウィルスは感染を繰り返す間に自然に弱毒化すると言う原理に従っているだけなのです。正しい目的は、正しい手段を選び取らせ、結果としても正しい結果をもたらすと言えるでしょう。

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