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2020年11月 2日 (月)

3847 登山道

今日、ZOOMミーティングで新しい言葉に出会いました。「日本道」です。これは、華道や茶道や柔道などと同じく、日本の文化を学ぶことを道として究めようとと言う活動の事をさします。そこ(のコミュニティ)では、大きくは次の7つのカテゴリー(道)に分けている様です。
1、日本人が使いたい大和言葉
2、日本人が知っておきたい神話と天皇
3、日本人が生活に生かしたい和食と和食文化
4、日本人が守り抜きたい文化伝統
5、日本人が大切にしたい神社仏閣
6、日本人が誇りにしたい偉人
7、日本人が語り継ぎたい出来事
これに全面的に賛同する訳ではありませんが、いわゆる思想の右左の様に、イデオロギーを振り回すものでなければ、敢えてこのカテゴリー分けに反対する理由はありません。少し偏っている感じは否めませんが。それに加えるならば、投稿者が唯一の趣味と自認している、「登山」のまた「道」になり得るのでないかとふと思いました。登山は、古くから山岳信仰として、人々のココロの拠り所になってきたと思うのです。仕事の忙しい庶民の代表として、山伏と呼ばれる少数の人々が山に入り、修行を重ね、その成果や山々に棲む神々のお告げを里に住む庶民に分け与え、里で亡くなった人々の魂を山に送り届けるために、各戸を訪問して回ったのでした。今も少数の山伏は、各地で活動は続けてはいますが、その風習も文化もやがては忘れ去られる運命にあるのかも知れません。
しかし、参詣道や登山道や修行の道も、人がそこに足を踏み入れ、少しばかり手入れをする事により、道としては残り続けるでしょう。ならば、そこに若い人を含めて立ち入り、登山を続ける中で、伝わる文化もあるのではないかとも思ったのでした。何より、山深い、あるいは標高の高い森林限界を超えた尾根を、時には雨に打たれて歩く事により、自然との一体感の様なものも醸成される筈なのです。人間は、自分と一体と感じた自然を敢えて破壊する様な事を直ちに止めるでしょう。自然破壊は、人間が自然を離れて、そこにあった自然を一度壊して、都市と言う人工空間を作った時から始まったのですから。自然に畏敬の念を以って接し、それを保全する活動を考える中で、真の「環境保全道」を邁進することも可能になると思うのです。「登山道」は、その入り口になり得るかも知れません。

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