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2020年11月28日 (土)

3857 環境経営

「環境経営」、考えてみれば抽象的な言葉である。事典的に言えば、「環境保全に配慮した企業経営」などとなるのだろうが、では一体環境保全とは、何をどうするのかと言う定義は非常に難しいものになるでしょう。そもそも、環境に全く負荷を与えない社会活動や企業経営などは考えられない筈です。何より人口が70億人をかなり超えてしまった人類の存在自体が、日々地球の環境に負荷を与え、悪化させている事を考えれば、資源を使い、製品やサービスを提供し続ける事によって、存続している企業が、環境負荷を発生させないことが、そもそも無理な話ではあります。
百歩譲って、それまでに環境に与えて来た負荷を、少しでも下げながら経営を行っていく事を、「なんちゃって環境経営」と呼ぶのであれば、それなりの経営スタイルも考えられそうではあります。つまりは、省エネ、省資源や廃棄物を圧縮しながらこれまでの経営を続けていくアプローチです。これは、ISO14001やEA21などの環境経営システムのガイドラインを遵守し、認証を受けながら経営をすれば、一応社会からは、なんちゃって環境経営企業としての認識は受けられるる事でしょう。
しかし、真の環境経営は別物だと思うです。真の環境経営とは、投稿者の定義では、それは完全に再循環が可能な自然物(例えば木材などのバイオマスや農産物)だけを原料とし、完全な再生可能型エネルギーだけを使って、生産や流通やサービス提供を行う場合にだけ限定されると考えているのです。この様な企業からは、CO2も廃棄物(埋め立てごみや焼却ごみ)も一切出ない筈なのです。とは言いながら、この様な企業は現代社会では間違いなく存在できないでしょう。勿論、例えば江戸時代以前には、それが数多く存在していたのも事実です。何故なら、この時代に石炭や石油は使われいなかったし、原料としてもほぼ自然物だけが使われいたからです。輸送に要するエネルギーも畜力や人力、遠くに運ぶのであれば風力(帆船)などしか無かった訳で、自動的に環境経営とならざるを得ない時代だったのですから。
現代社会で、この様な真の環境経営に実行は無理だとしても、方向としてそれに一歩でも近づけることは可能な様に思えます。つまり、部分的に自然物の原料、再生可能型エネルギーに転換していくアプローチです。つまりは、部分的な環境経営です。これを、ここでは「セミ環境経営」と呼ぶことにします。具体例について続きます。

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