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2020年11月14日 (土)

3850 今更宇宙開発?

ややネガティブな投稿が続きますが、今後の社会を展望する上で、3848、3849と併せ、無駄な人材やお金を浪費して貰いたくないための警鐘であると捉えてください。さて、今話題の宇宙開発ですが、先ず投稿者には、一体何を「開発」するのかが全く理解できません。1960年代の人工衛星やアポロ計画の様に、超大国の国威発揚のプロジェクトならいざ知らず、今更月に人を送りこんで一体何しようと言うのでしょうか。火星に人を送るための中継基地を作る準備?往復数年も掛かる火星へ往還ミッションなど、宇宙空間に浮かぶ完全孤立無援の「密室」の中で、孤独感のあまりついには気がふれてしまう?宇宙飛行士を生み出すのが関の山でしょう。月には、大気が殆ど無く兄弟星の地球とほぼ同じ岩石や砂があり、火星にだって薄い濃度のCO2以外大気らしいものはなく赤ちゃけた大地が広がるだけなのです。呼吸し、食事を摂り、排せつしなければならない人間を、月や火星に送るための生命維持装置の重量はかなりのモノでしょうから、ロケットや宇宙船も巨大なサイズになってしまうのです。
もし学術的な探索がしたいのであれば、月でも、火星でも無人機を送り込むだけで十分でしょう。人を送る意味は、多分ナショナルプロジェクトを成功させ、一人か数人の宇宙飛行士と呼ばれる英雄を祭り上げる事によって、国の威信を示し、衆目をそのプロジェクトに集めるくらいの意味しか考えられないのです。国威発揚だけのために、一体どれほどの人材や機材や予算を投じなければならないのかを考えるだけで、あまりの勿体無さに頭痛がしてきます。
断言しますが、強烈な宇宙線(放射線)も降り注ぐ宇宙空間には無重力と真空と暗黒しかないのです。月や地球以外の惑星に降り立っても、酸素の豊富な大気や液体の水などは存在せず、殺伐とした荒野が広がっているだけなのです。直射日光が当たる半球は高温となる一方、陰になる半球ではマイナス何十度にもなるでしょう。灼熱と極寒の大地なのです。そこに人を送り込む名誉を手にしたところで、問題山積の地球環境悪化の解決には、全く何の役にも立たないのです。そんな人材とお金を注ぎ込むなら、SDGsのターゲットに一歩でも半歩で近づくために振り向けて貰いたいものです。優秀な人材と貴重な予算の浪費にこれ以上黙ってはいては、未来に生きる子孫に申し訳が立たないでしょう。何より、人一倍優れた頭脳と強靭な肉体を持つ宇宙飛行士を、危ないだけで何の役にも立たないミッションに向かわせ、帰還後は無垢な若者や子供にいたずらに宇宙旅行の夢を語らせる「宇宙ピエロ」にしてはならないのです。

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