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2021年3月 5日 (金)

3908 手放し運転車

レベル3の自動運転車が発売されたそうです。このニュースを見ての感想は「人は何処までズボラになるのか」でした。そんなに、ハンドルを回したり、アクセル・ブレーキの操作が面倒なら、車など乗らずに、電車・バスを使えば良いでしょう。投稿者は、ずっとマニュアル車に乗り続けていますが、車の運転は嫌いではないし、それどころか両手、両足を駆使して車を運転する事は、身体や頭の老化防止に効果大と見ています。車を発進させる際には、半クラッチ(左足)とアクセル(右足)の絶妙なシンクロが求められますし、何より坂道発進に至っては、更にハンドブレーキ(左手)との三位一体の操作が必要なのです。
そんな、運転操作を殆どしない(させない)自動運転車は、どれほど人の持つ能力を「退化」させるのか想像もつきません。そもそも、オートマ車での急発進事故は何度も発生していますが、マニュアル車での同様事故は、たぶん全く報告されていないと思います。自動化=能力退化と見做せば、まさに工場の家電や車やそれを作る工場の自動化の歴史は、人の能力退化の歴史と言い換えても良さそうなくらいです。ヒトは手の機能を異常に進化させた動物ですが、それを使って工夫を重ねながら道具を作り、その道具を使って更なる高度な道具や機械を作って来たわけですが、近年は自動化によって、それら工夫する楽しみや能力を、急速にしかもかなりの程度奪われている様な気がしてならないのです。つまり自動化とは、ヒトの能力を機械に依存し、その能力を退化させる行為そのものなのです。
くり返しますが、ヒトは手を使わなければ、急速に退化してしまいます。骨折などで一時的に寝たきりになった高齢者が、骨折が癒えても結局そのまま寝たきりのままになってしまうのは、歩行能力が急速に「退化」した結果だと言っても良いのです。マニュアル車で運転を始め、オートマ車に乗り、更に自動運転車に乗り継いだ人の、車運転能力も間違いなく急速に「退化」してしまうのは間違いないでしょう。貧乏な投稿者は、間違いなく高価な自動運転車は買えませんが、たとえ買えても能力の退化という犠牲を払ってまでそれを選択する事はないと断言できます。

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