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2021年4月 2日 (金)

3919 ある人生2

<高専時代>
高専の入学試験は拍子抜けするほど楽だった印象です。特に英語は、教科書には載っていなかった単語を含む問題も出題されましたが、たまたま担任から貰った業者テストにはあったので、お前がただ一人だけ正解だったと、後日担任になった英語の教師から聞きました。かくして、めでたく一択のA高専4期の機械工学科に入学したのでした。家からは通学できないので、学校の寮に入りました。寮費は当時のお金で食費込み1万円程度だった様に記憶しています。
高専に進学してすぐ、父親がいよいよ危なくなった頃、名古屋近辺で働いていた姉に職人の婿さんを貰う話がトントンと進み、どうやら実家の商売も後継ぎ問題と経済的危機は回避できる見込みになったのでした。父親は、結局高専の1年の冬に、肺がんで帰らぬ人となってしまったのでした。
高専での授業は退屈で、一番前の席でしたが毎時間、居眠りばかりしていました。唯一楽しかったのは、学校の工場での実習で、鋳物や鍛造や旋盤作業などは、待ち遠しかった記憶があります。長期休み中は、半分がバイトで少しお金が貯まるとユースホステルを利用し、移動手段としては均一周遊券の他ヒッチハイクや自転車なども使った旅行に出かけていました。
成績は、当然の結果として急降下で、トップに近い成績で入学はした様なのですが、すぐに赤点すれすれの低空飛行の科目ばかりの成績になりました。部活は一応ラグビー部でしたが、先輩が居ない同好会からの出発だったこともあり練習はダラダラで、ラグビー王国の秋田ですから、高校の二軍と戦っても一度も勝ったことはありませんでした。

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