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2021年5月11日 (火)

3941 目的と手段の逆転

新型ウィルスへの感染拡大になかなか歯止めが効きません。御用学者(医師)の助言を政府が勝手に?解釈したものか、感染拡大防止には「人流抑制」こそが最優先だとばかり、専らサービス業への時短要請に力を入れている様です。そこに、目的と手段の逆転を見てしまうのは投稿者ばかりではないでしょう。COVID-19はまさに感染症ですから、人と人との接触又は接近によってうつるのは間違いないでしょう。従って、密な人流によって感染の機会が増えるのは、科学的にも証明できるでしょうし、人流の抑制がそれなりに効果的である点に関しては否定しませんが、それだけで事足れるとする風潮には賛同できません。
というのも、人流抑制は確かに「疫学的(統計的)」に見れば、効果はある筈ですが、何かが足りません。それは、感染は1対1又は1対多で起こるという事実の軽視です。マスクをしているから、それなりに制限された人混みに入って行っても良いかと問われれば、それはNGとなるでしょう。個々の感染を防止するためには、感染者から非感染者が厳密に十分な(多分数メートルの)安全距離を保ってすれ違う必要があるでしょうし、コロナ感染が広がった初期の様に、感染者が触れたモノにも神経を使う必要があるでしょう。
ここで言いたいことは、感染防止は集団のマクロ的制御だけでは不十分で、今一度おざなりではない手洗いや接触面の消毒を徹底し、とにかく口や鼻の粘膜にウィルスが付着するのを防ぐしかないのです。自粛の要請を続けると、人々はそれに慣れ切ってしまい、「この程度は大丈夫だろう」と言った「瀬踏み」を始めるのです。例えば、屋外だから、大声で話しても良いだろうとか、マスクを外してもOKだろうとか、自分に都合よい事(正常性バイアス)を考え始めるのです。声帯を振動させる発生は、感染者の口からの飛沫の飛散を誘発するでしょう。発声によって、湿っていて唾液に混じったウィルスが付着した声帯(筋肉膜)を、1秒間に数百回~千回も振動させる訳ですから、マイクロ飛沫が飛ばない訳がありません。密な人流を抑制するのはあくまで手段に過ぎなく、感染者からの直接的な感染防止こそが「目的」であることを、今一度確認する必要があるでしょう。国も、我々もあの豪華客船の感染者やB漢からのチャーター便での帰国者が、まさにこの国に新型ウィルスを持ち込もうとしていた瞬間の緊張を、とうに忘れてしまったというしかありません。過度の緊張を防ぐに慣れは必要ですが一面怖い事でもあります。今回の第4波はまさに「過剰な慣れの結果」だというしかありません。

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