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2021年7月19日 (月)

3966 20世紀は終わった

20世紀人の投稿者としては、20世紀の半ばに生まれ、右肩上がりの社会の中で、21世紀には希望を抱いて生きて来たものでした。しかし、世紀の変わり目に立ち、20世紀を振り返り、そしていざ21世紀になってみると、20世紀の我武者羅で矛盾だらけな姿だけが目に付いて、21世紀はもしかすると20世紀の「尻ぬぐいの世紀」ではないかとすら思えて来たのでした。
20世紀型の技術やシステムはいくつも例示できます。20世紀は、大きな戦争もありましたが、欧米先進国にけん引されての。「便利で快適」な生活の追求の世紀でもありました。それを支えたのは、鉄鋼などの金属資源、コンクリートを作る石灰岩資源、そしてそれを生み出すためと、快適な生活を支えるエネルギーの大きな部分を占める化石燃料≒石油でした。取り分け、モノやエネルギー資源の輸送のための大型船舶や貨物自動車、人の快適な移動を支える、航空機や乗用車は、石油をがぶ飲みする中心でもありました。
しかし、考えてみれば、それらの役割も大きく様変わりしていると言っても差し支えないでしょう。というのも、20世紀型の社会システムや快適な生活を支えるためには、大量の地下資源とエネルギーの消費が必須であり、その結果として多量の温暖化効果ガス(取り分けCO2)の発生が避けられないのです。結果として起こった事は、短期的にはいわゆる温暖化による気温や海水温の上昇、陸氷の融解と海面上昇などですが、長期的に見れば少雨による砂漠化の拡大=耕作適地の急激な現象、気象現象の不可逆的な激甚化、結果としての新たな感染症の蔓延や食糧不足問題などが徐々に顕在化している様に見えます。
確かに20世紀型の技術やシステムは終わった様に見えるものが多くなりました。取り分け大量生産、大量消費、大量廃棄型の社会システムは、積極的に終わらせなければならないでしょう。何故なら、地球資源の枯渇や異常気象の頻発が激しく警鐘を鳴らしているからです。今我々はコロナ下で、航空便が90%も減らされた時代を経験していますが、どっこい人々は生きています。サラリーマンは、車や電車で会社に通勤しなくても出来る仕事も結構多いことが分かりました。会議や講演であれば多くの場合ネットでつなげば事足りるのも事実です。教育のオンライン化は、たぶん十分に成人となって居ない子供たちの情操には良くないかも知れませんが、使い方によっては非常に有効でしょう。長くなりそうなので、次回に続きます。

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