« 3958 航空機の電動化 | トップページ | 3960 水蒸気ドーム? »

2021年7月 1日 (木)

3959 異常高温

北米、取り分けカナダ西部での異常高温がトップニュースとなり、ネット上では「ヒートドーム」などという言葉が躍っています。普通の夏であれば、最高気温での25℃程度の地域で、50℃近い高温が数日間記録された訳ですから、まさに異常です。単に気圧配置の異常であれば、たぶんこの地域でも30℃を少し超える程度の高温なら、夏場には何度か記録されていた筈ですが、冷涼なツンドラ地帯で。砂漠の気温である50℃は、やはり「ひどく異常」というしかありません。
そのメカニズムとして、さも既成事実の様に「ヒートドーム」なる言葉と、そのイラストがアップされていますが、何故例年より15℃も高くなったのかの説明としては十分ではありません。さながら、ある地域が地上からの熱放射をブロックする「半球形の透明なプラスチックの容器」に閉じ込められた様な状況だからです。素人にも思いつくのは、この地域が温暖化効果ガスの塊に覆われた場合ですが、それに対する直接的な証拠は提出されていない様です。北極圏で思い当たるのは、永久凍土の融解によって地中の有機物が分解を始め、メタンガスが発生するというメカニズムですが、では何故この地域にその様な「メタンドーム」が出来るのかを説明できるとは思えません。一方、この様は異常高温は、近年欧州や旧ソ連でも報告されており、今年はたまたま北米で起こっている現象なのかも知れません。
更に想像を進めると、想像ですが、もしかするといくつかの異常高温要素、例えば数日間動かない気圧配置、温暖化効果ガスの集積、温暖化効果物質(例えば火山性のミスト)の集積、などが偶然に重なり、異常高温のスポットが北米の高緯度地域に現れたのかも知れません。
もしかすると、温暖化のメカニズムには私たちがまだ気づいていない、温暖化効果ガス以外にも未知の複数の要素が存在するのかも知れないのです。事態の進捗には、フィードバックでブレーキがかかる場合と、逆にフィードフォワードが働いてアクセルが踏まれる場合がありますが、温暖化に関しては今はアクセルだけが踏まれている状況なのかも知れません。かなり恐ろしい予感ではありますが・・・。

|

« 3958 航空機の電動化 | トップページ | 3960 水蒸気ドーム? »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 3958 航空機の電動化 | トップページ | 3960 水蒸気ドーム? »