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2021年9月 3日 (金)

3978 コロナとの共存

コロナウィルスは、なかなか「撲滅」出来ないことが明確になってきました。専門家も、撲滅ではなく「共存」することになると発言する様にもなってきたのです。普通の風邪症状や強い症状を示す、普通のコロナウィルスも。かつては今の新型コロナウィルスの様な存在だったのでしょう。それが感染を繰り返す内に弱毒化し、「普通のコロナウィルス」になってしまったというのが事実に近いストーリーだと思っています。
今猛威を奮っている「デルタ株」が、感染力は強いままだとしても重症化率も致死率も低い別の株に置き換わった時期が、やっとコロナとの「共存」が始まる時期だと言えるでしょう。現在まだその兆候が見えない様ですので、新型コロナ(デルタ株)の天下がしばらく続くと考えなければならないのでしょう。スペイン風邪を例に引くなら、今回の新型コロナも2年前後で収束する事が期待されますが、状況は当時(1918年前後)と大いに違ってきていることも事実です。例えば、人口がざっと4倍に、人流至っては今は何桁も増えている筈だからです。つまり、コロナウィルスの感染状況や、同時に変異の様子も100年前とは大いに違ってきていると想像されるのです。
ざっと言えば、感染のスピードは桁違いに早くて、それは変異するまでの期間を縮め、同時に重症化率や致死率の高い凶悪な変異株出現の可能性を高める可能性は高まる事を意味するのです。
一方で、公衆衛生や医学のレベルも100年前からは大いに進歩を遂げたことも事実ですが、それとて驚異的なコロナウィルスの感染スピードにはついて行けず、最新医療の恩恵に与れない自宅療養者の増加に歯止めを掛ける事が出来ない状況です。
問題は、何時専門家が(国が)今回の新型ウィルスとの「共存」が始まったことを宣言、すなわち特定伝染病ではなくなったことを宣言するかだと思うのです。多分英国では、ほぼその様な時期に入っていると見えるのですが、それは大きな犠牲を払った上に、強力なワクチン接種政策の結果だとも思うのです。多分地理的なラッキーもあったのでしょうが、英国とは異なる道筋で、累積で15,000人程度と、あまり大きな犠牲を払わずに済んで来たこの国が、何時共存を宣言することが出来るかは、コロナ共存へ至るプロセスとしては一つのモデルケースとなるのかも知れません。

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