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2021年11月 8日 (月)

4000 COP26考

今まさにCOP26が開催中です。勿論COP開催の意義は大きいでしょう。バラバラだった、各国の温暖化対策に筋を通して、それぞれの対策にそれなりのプレッシャーを与える効果も大きいでしょう。とは言いながら、最後は各国は自国の利益を優先させる方向に走るのは如何ともしがたい流れです。年に1回は、COP会議によって、温暖化防止の掛け声が高まりますが、それが過ぎてしまうと、またそれらの掛け声は日常に埋もれて訳です。
一方で、SDGsは学校でも教え、毎日の様にマスコミに取り上げられている事も相まって、息の長いキャンペーンになっている様ではあります。それならば、この両者を合体させて、息が長く、かつ実際の効果も期待できる活動に成長させる必要があると思うのです。では具体的にはどうすれば良いのでしょう。
先ずは、大方針と数値目標が必要でしょう。大方針とは、この地球に住む全ての人々のあるべき姿を示し、向かうべき方向を指し示すものです。COPにもSDGsにも一応、それらしきものは示されているのですが、大雑把過ぎてとても数値目標とは呼べないものになっています。例えば、平均気温の上昇を1.5℃に留めようと決議が出来たとしても、誰が、何時までも、どの程度GHGを減らせばそれが達成できるのかは示されていませんから、これも数値目標とはなり得ず、単なる標語に成り下がっている訳です。そもそも、SDGsを日本語で、「持続可能な開発目標」と呼んでいること自体、到達すべきゴールを単なる目標(という標語)にすり替えている事の証左でしょう。
そうではなくて、数値目標は個人レベルまで、引き下げて示す必要があると思うのです。例えば、政府目標が、2030年までにGHG排出を43%下げるというものであれば、全ての企業や個人がうち揃って負荷を43%下げる必要があると決めるのです。車を運転する人であれば、CO0排出量や燃費が43%以上改善された車に乗り換えるか、それが出来なければ年間に走行する距離を43%減らすのです。企業であれば、工場やオフィスの再エネ化を進め、CO2排出量を43%下げる努力をする必要があるでしょう。そうは言いながら、いきなり43%の削減は、個人も企業も出来ないでしょうから、それを年度毎に割り付け、徐々に減らす様な着実な計画に落とす必要があります。次回に、我が家の具体的な温暖化対策を少し紹介しようと思います。

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