2009年11月11日 (水)

1050 エコドラおそるべし

投稿者は、10年近く前に車を捨ててバイク族になったのですが、市民向けの温暖化防止出前授業を引き受けている成り行きで、JAFのエコドライブ講習を受講しました。教習車は1800ccのT社の大衆車で、「ドライブコンピュータ」が装着されていました。例の瞬間燃費や平均燃費が表示されるものです。さて、投稿者は長年マニュアル車に乗っていましたので、オートマ車の運転は実は苦手です。案の定、自動車学校の中に設定された約2kmのコースで、最初の「通常走行」のテストランでは、平均燃費が10.0/㍑程度という情けない数字でした。同じチームで同乗した女性は14.0/㍑、日ごろから省エネドライブを心がけているという男性はいきなり16.0/㍑という数字を叩き出しました。その後座学でエコドライブの心得を受講して、再度同じコースでエコドライブの燃費を計測しました。さすがに、2度目はアクセルワークにも気を使い、惰力走行もうまく使った結果、車の運転がずいぶん下手になった投稿者でも、14.0/㍑に改善しました。しかし、かの最初から成績優秀の男性は、何と20.0/㍑という数字を出して見せたのです。JAFのスタッフも感心していましたが、ほぼエコドライブ名人と呼んでも良い数字です。

さて、アクセルワークやその他の指標は、コンピュータによりしっかり把握されデータ化されていました。その名人と投稿者の差を、データを元に分析してみると、次のような点が浮かび上がってきました。

1)   止まるポイントが分かっている場合、はるか手前でアクセルから足を離し、惰力を最大限利用する。止まる位置を合わせるために、投稿者は停止点の手前で再度アクセルを踏んでいたが、名人は一切アクセルを踏んでいない。

2)   坂道を登る場合、平地で十分に加速してから坂に入る。坂の途中で、スピードがかなり落ちてから再度アクセルを踏むと、燃料消費がぐっと増える。

3)   名人は、ブレーキは可能な限り踏まない。基本的にはブレーキは止まる時だけ使う。

4)   アクセルワークは、加速度を感じない程度に行う。シートに背中が押し付けられる感じを受けるのはバツ。そのためにはアクセルはつま先では踏まず、足裏全体で細かくコントロールする。

同じ車で、同じ条件でありながら、投稿者と名人では、14.0/㍑対20.0/㍑と大きく違ってくることに気付かされ、省エネ人間を自認する投稿者も名人には脱帽した次第です。というより、この名人は、今回は単純に講習を受ける目的ではなく、自分のエコドラテクニックを見せびらかすために参加した様なのです。名人の話によれば、通勤に使っている小型車では、日常的に40/㍑の平均燃費程度で走っているとか。まさに「エコドラおそるべし」、です。

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