2006年8月 4日 (金)

2 天職その2

環境カウンセラーになって、では一体何をしたいかですが、「環境保全」「環境保全」とお経を唱えるつもりです。何しろ環境十字軍の戦士を志願してしまったのですから。

35年間もの長い間もの造りに関わってきた訳ですが、前にも書いたようにその結果はと言えばゴミの量や環境の汚染を拡大する片棒を担いできただけかも知れません。どんな製品でも、例外なく最後は廃棄物になる訳ですし、どんな製品を作るにも必ずゴミが発生します。食べ物だけはゴミにならない様にも見えますが、製造時に発生する生ゴミや食べた後の包装ゴミが必ず発生します。我々の排泄物は、下水処理場で処理しないと川へも流せません。もの造りとは即ちゴミ作りでもある訳です。

もちろん「環境保全」のお経の合間には、「省エネ」「省資源」「ゴミ減らし」「もったいない」「捨てるな」などのお経も取り混ぜます。それが技術屋を卒業して、環境カウンセラーを第2の天職として選んだ投稿者のやりたい事と言っておきます。もちろんお経を唱えるだけでは誰も耳を貸してくれませんから、なぜそれが必要なのか、そうしなければ我々はどうなってしまうのか、元技術屋らしく理路整然と説明し続けることになるでしょう。

| | コメント (1) | トラックバック (0)